人生も、暗黒時代ありルネサンスあり? 悠次郎|2012.10.22
よしひろ
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すっかり空も秋めいて、行楽シーズンの到来ですね!
そして、“芸術”のシーズンの到来でもありますよ♪
というわけで、早速10月開催のとっても芸術な『なうひあ』のご報告をします!
今回の『堂山アートななう&ひあ』は、前回に引き続き“秋の西洋アート史”企画(全4回)の第2弾ということで、
「中世ゴシック時代からルネサンス時代まで」編を開催しました。
まずは恒例の“アート脳”のためのウォーミングアップ、
「今回のブレインストーミング」ディスカッションからです。
今回のテーマは、「アートって才能がないとできないコト?」というものでした。
みなさんは、どうお考えになりますか…?
参加者のみなさんからは、次のような意見がでました☆
「障害者の方や子どもたちの素晴らしいアート作品もあるよね?
彼らは学んだ訳ではないし…。」
「いわゆる“才能”なんてない方がいい時もある?」
「ピカソは子どものような作風を目指していた。
でも、彼のどの時代の作品でも、それぞれの良さや強さがある。」
「ある時代に『才能がない』と評価されなくても、別な時代に評価されることもあるかも。」
ナルホド、アートの良さって、それをつくったアーティストに「才能がある/ない」と考えるより、
どれだけその作品自体が観る(聴く、読む)ひとの心を動かすか、にかかってるのかもしれませんね!
では、いよいよメインのアート・ヒストリーの内容に進みましょう☆
今回の前半セッションは、多くの方に人気のある「ルネサンス」を含んだ時代を特集しました。
たくさんの有名な芸術家が現れた華やかなルネサンス時代の前に、
歴史的に“暗黒時代”というカワイソーな呼ばれ方をする時代があります…。
それは、東欧・西アジアの「ビザンティン美術」や西欧の「ロマネスク・ゴシック美術」の時代です。
理論的で科学的なアートのルネサンス時代の歴史家から見て「未熟だ」という偏見(?)からそう呼ばれ始めたのですが、
実際は洗練された技術より宗教的で深い精神的な表現を好まれた
(そして全然“暗黒”でなく金タイルのモザイクや金箔を貼った絵画など、とってもキンピカ☆)、
ルネサンスとは異なったアートの高まりを見せました。
そのあと、14世紀ごろからのイタリアでの経済や科学の発展と市民生活の余裕とともに、
古代のギリシア・ローマ時代の成熟した市民文化(古典古代)を甦らせようとする動きが生まれます。
それが、「ルネサンス」(フランス語で“再生”の意味)だったのです。
…と、ざっとこんな感じで終わったのですが、
え?「ルネサンスを特集する、って言っていたのに、ルネサンスはそれだけ?」ですって?
ルネサンスについては、大きな美術館の企画展や、「新○曜美術館」や「世界ふ○ぎ発見」などのテレビ番組なんかで、
みなさんよく御存知かと思ったので、とりあえずその特徴の1つ、
「芸術・科学による“自然”の観察」(後半の実技「デッサン」につながります)についてお話ししました。
そしてもう1つ、大切なルネサンス期についてのポイントは、
ダ・ヴィンチ(1452-1519)さん、ミケランジェロ(1475-1564)さん、ラファエロ(1483-1520)さんなどなど、
それまでの時代はほとんどのアートが無名の職人さんたちによってつくられていたのが、
ルネサンス以降、名前が残っている“芸術家”によってつくられ始める、ということについてもお話ししました。
つまり、“芸術家”という作家性みたいな概念が生まれたのも、この時期だったといえるのかもしれません。
さて、マジメなお話ばかりしていないで、手を動かしましょう!
後半のクリエイションの時間です☆
今回は、先ほどルネサンス時代の「科学的に自然を観察する」というお話の中で出てきた、『デッサン』に挑戦しました♪
デッサン(フランス語で“素描”の意。英語で「ドローイング」ともいう)は、
3次元の物体や空間を2次元の平面に描画する行為やそれによって描かれた作品のことです。
輪郭線や明暗によって対象の視覚的特徴をつかむことが目的で、下絵という意味合いだけではなく、
対象の理解を深めるために行うこと(習作)でもあります。
今回は、会場のdistaさんにお借りした観葉植物の鉢を、木炭やコンテや鉛筆でデッサンしました!
どうです!どれも素晴らしいでしょう!
陰影濃く感情的なもの、純粋で本質的なカタチを捉えたもの、
マティスのような装飾的なもの、繊細だけど対象の生命力を感じさせるもの…。
あらためて、アートってそれぞれの内に秘めたものを、
包み隠さず詳らかにしてしまうモノなんだなァ、と思ってしまいましたwウフフ♪
さてさて、来月11月のなうひあは…?
ナント、11月のなうひあは、特別編です!
11月18日(日) 19:00-21:00 ※今回は第3日曜日に開催です!
■展覧会『三人展−3つの神話、3つの起源−』開催特別編■
「プチなうひあ+三人展アーティスト・トーク」
前半の1時間は、なうひあ短縮お試しバージョン(印象派など西洋近代アート特集)をサラサラッと(理想は…汗w)終わらせて、
後半の1時間は、distaさんで開催中の展覧会のアーティスト3人(龍谷尚樹、Taka(s)hiro、悠次郎)に、
作品についてや自身についてのインタビュー&質疑応答などを交えた気軽な“茶呑み話の会”を行います☆
どうぞお楽しみに!
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